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2006年12月12日 (火)

孫子兵法発掘物語

孫子兵法発掘物語 Book 孫子兵法発掘物語

著者:浅野 裕一,岳 南
販売元:岩波書店
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 1972年、文革のさなかに銀雀山漢墓で出土した孫子兵法などの竹簡という世紀の発見と発掘の過程をドキュメンタリー調で記録した内容。
 世紀の発見であるにもかかわらず、孫子兵法をめぐる社会状況はきびしい。
 きちんとした考古学手法で発掘が行われなかったために、竹簡の一部が破損してしまったりしている。そうしたところまで克明に描かれている。
 現場作業員から、国家文物局長まで取材の筆は及んでいる。

 あと発見者の幾人かに熱血漢がいて、自分たちがかかわっているのが、どれだけ歴史に価値のあることかを声高に主張しているくだりがあり、こういうひとたちによって孫子兵法が発見されたのは、とてもよかったと思った。
 
 第3章では、孫武と孫ビンの物語が歴史小説風に描かれてます。この章だけカラーが違うのが気になるといえばなるけれども、海音寺潮五郎『孫子』と読み比べると興味深いものがあります。

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