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2007年6月24日 (日)

ピンクの象

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 写真を載せてみます。

 西荻南口仲通商店街のアーケードにこのように宙吊りになっております。

 ときには山車になったり、旅に出たり、と西荻の街に貢献しておられます。

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2007年6月22日 (金)

音羽館にて

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 いよいよ本日から店頭に並びました。
「西荻てのひら怪談カードブック」

  

 

 

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2007年6月17日 (日)

西荻てのひら怪談イベントレポ(その4)

 京極夏彦氏のサインを欲しい方が並ぶなか、ミーハーな僕は本を持ってこなかったので、いただくことができず。
 京極堂がお好きな夢乃さんは、文字通り舞いあがっておられました。

 ふたたびひとりひとり自己紹介、歴歴のみなさんのどの著作が好きか、今度のbk1のてのひら怪談には応募するつもりかどうかなどを答えてゆきます。
 僕は東さんのゴシック名訳集成が好きと答えました。「ありがとうございます」といわれる。東さんは以前ですぺらでお目にかかったときよりも、さわやかな印象。
 本を出されたばかりの黒史郎さんはプレッシャーをかけられていました。

 おそらく怪談雑誌『幽』やダヴィンチ関連と思われる編集の方からもご挨拶、お歴歴からも挨拶がある。
 京極さんは、トークがお上手です。「どすこい」の京極です、とジョークもつぼをこころえたもの。
 てのひら怪談のこれからなどを語ってくれます。
 そのあと斉藤尚美さんからもご挨拶。スピーチが場に響きます。斉藤さんは場を盛りあげるのが実にたくみです。てのひら怪談をひいては日本文学のこれからを盛りあげてゆこうぜという気にさせられます。カルヴァドスの夜はかくしてはじまったというがごとくに。名編集者と呼ばれる一端を垣間見た瞬間。

 そのあとは談笑。
 勝山さんが帰られるので、店先まで見送ろうとしたら、駅まで送っていってとのことなので、西荻窪駅まで。イベントでトロさんがいっていたように、「西荻窪」という駅名はあっても地名はないのです。仲通アーケードのピンクの象のもとに案内する。
 感心したように見ておられました。
 てのひら怪談を盛りあげてゆきましょう、と改札前でお別れする。

 もどると、すっかり談笑の場に。もめ太さん(と記してよろしいのでしょうか)が30センチ大の鬼太郎の親父みたいな風船のようなオブジェを手にしておられました。
 コスプレ話などされていた。

 23時半過ぎ、ようようお開きに。
 日本物怪観光の天野さんとお話したりする。共通の知人がいるような雰囲気でしたので、話してみるとやはりそうでした。今後ともよろしくです。

 立花さんでしたか、西荻はいいなあと住みたいなあとうらやましがっておられました。いい街ですぞ。

 そんな夜の西荻を京極堂さんたちとぞろぞろ歩く。知っているひとが見たらびっくりするような集団であるはず。百鬼夜行でしょうか。西荻駅前にて、一同で写真撮影しました。
 改札前にて、お別れする。

 あいやいや、濃い夜でした。まさしく正真正銘のカルヴァドスの夜。

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2007年6月16日 (土)

西荻てのひら怪談イベントレポ(その3)

 しばらく会場内をうろうろする。
 最前列に佐藤弓生さんがいらしたので、ご挨拶にゆく。
「このたびはおめでとうございます」と逆に丁寧に挨拶される。
 隣の高原英理さんも紹介される。はじめましてです。

 改めて、斉藤尚美さんにも挨拶にゆく。
「よいファンタジーでした」といわれる。
 斉藤尚美さんは二階堂奥歯さんの『八本脚の蝶』書籍版を編集された方です。「できあがったときにですぺらご挨拶にゆきました」
 僕もお名前はうかがっていて、今回、斉藤さんが担当でおどろきました。
「不思議なご縁ですね」といわれる。まこともって不思議というほかないです。

 販売のほうにゆき、『クトゥルー事典』を購入する。
 廊下に出ると、「象の話がよかった」という声が聞こえてにやりとする。
 秋山真琴さんとはめぐりあえず、メールのみいただく。また次の機会にぜひ。

 さて、てのひら作家集合。20人以上集まっております。bk1のてのひら怪談の方たちなのでしょう。ここに自分がはいってゆくのはさすがに図図しいかなと思っていましたが、すっかりはいりこんでました。われながら遠慮がなくて、恐縮ですが。

 会場の西荻COMRADに移動。今夜は貸切なのだそうです。
 着席して、それぞれ名札シールを書いて胸に貼ります。25名くらい。それぞれ起立して自己紹介。「本日、西荻てのひら怪談でトロさんに読んでいただけた添田健一です」というと、わかってもらえました。
 bk1のてのひら怪談にも収録されている作家さんたちにお会いできてびっくり。
 テーブルをはさんで差し向かいに座っていた夢乃鳥子さんは思っていたとおりの方でした。
 勝山さんは、いろいろ場を盛りあげてくれる。名札に「かつやま」と描かれていたので、作品と結びつかず、失礼しました。軍馬のひとだといっていただければ、わかったかもですが。
 ピンクの象の話など、する。作品は宮崎駿のファンタジーみたいだった、といわれる。自分ではむしろディズニーなイメージで書いたのですが。

 左隣の方は、mixiでの僕のことや過去の作品のことも知ってらっしゃってびっくりする。クールなしゃべり方がなんとも印象的でした。

 僕はこの場ではいじられキャラしてました。
 てのひら怪談作家のサインをひととおりもらっている方もいました。僕も関係が薄くて恐縮でしたが、サインしたりしました。

 しばらくして、今後の抱負などをひとりひとり語ってゆく。僕は「今回はファンタジーだったので、次は血なまぐさい怪談を書きます」という。次のbk1の投稿もします、ともいったような。

 そんなこんなで21時過ぎ。
 一度はお開きになりましたが、さらに注文するならば、引き続いてここにいられるとのこと。

 そして、スタッフサイドの打ちあわせから流れてきたひとたちが合流してきます。

 斉藤尚美さん、東雅夫さん、本日のカードブックの袋デザインやイベントの看板を手がけてくれた日本物怪観光の天野さん、加門七海さん、福澤徹三さん、そして、りゅうとした和服なりの京極夏彦さん。
 どよめきの声があがります。どうやら百鬼夜行の宴はむしろこれからのようです。

(つづきます)

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2007年6月15日 (金)

西荻てのひら怪談イベントレポ(その2)

 今回の西荻てのひら怪談で、最終まで残った8編は全体をとおして、ノスタルジックな作品が多かったという所感がまず述べられます。

 残った8編のうち、3つの作品の朗読がはじまります。

 まずは北尾トロさん選として、僕の「象を探して」が朗読されます。自作が100名の前で朗読されるのははじめてなのでにわかに緊張する。

 緊張したせいか、聴いてくださっているひとの方の反応を見るつもりが、それを忘れてうつむいてしまってました。
 ただ、ラスト一行が読まれたとき、「ああっ」という驚きと感心の声があちこちから聞こえたので、自分の狙いがあたった、と「やったぜ」という気持ちになりました。

 トロさんは、「怪談というよりは、ファンタジーよりな作品だけど、西荻らしさが出ていたので、怖い作品はほかの選者の方が選ぶだろうので、僕はこれを選んだ」と語りました。
 しばらくは作中のピンクの象にまつわる話が交わされました。ブックマーク側の方から、ピンクの象の画像が映っていると思しき携帯電話が東さんたちに手渡される。感心される皆さん。
 加門さんは、「西荻を知らない人から見ると異国風ファンタジーっぽい」
 平山さんは「ダリ風」という意見をいただきました。僕は海外文学とシュールリアリズムが好きなので、さすが的確な評です。
 京極さんからは、「象が飛んでいってしまっただけなら、この作品はファンタジーだけど、最後の一行で怪談として着地している」とのことば。
 あいやあ、作品評がいただけて、うれしいかぎりです。
 つづいて、東さん選の不狼児「案内(あない)する」満艦飾というか西荻の雑多さが活字にもあらわれた作品です。これも最後の一行が効果を挙げています。
 穂村さん選君島慧是「黄金の宵」は、800字とは思えないほど内容のぎっしりとした髣髴とした作品。密度が高くて、この世界にどっぷり漬かれます。このただならない構成力には圧倒されます。選者の方の話では、この作家は最近「化けた」様相があるそうです。穂村さんの朗読も内容にあっていて、雰囲気としてはまさに異空につれてゆかれるかのごとしでした。

 そのあと再び談笑。
 質疑応答。このとき、挙手されたのはたしか秋山真琴さんだったかと思います。
 さすが、創作にたずさわるひとならではの鋭い質問で、怪談の本質に迫るもので、パネラーの方もたじたじになっておられました。この質問から発展して、怪談の可能性の追求や幅の広がりの予感、将来への示唆へとつながっていきました。
 日本の怪談文学はこれから、のようです。
 ここで、ひとまず閉会。
「てのひら作家の方はこのあと残ってください」とアナウンス。ふむうん。

(つづきます)

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2007年6月14日 (木)

西荻てのひら怪談イベントレポ(その1)

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6/10 15:30

 西荻南口の「こけし屋」へ。開場時間ちょっと前にいったのに、すでに長蛇の列が店内にできておりました。
 事前に、秋山真琴さんからメールをいただく。
 こけし屋の前で待っていると、ほどなくして本日のスペシャルゲストである京極夏彦氏が登場。和服で、黒い手袋(正しくはなんというのでしょうか)をしておられました。


 僕は立ち見なので、すぐには会場には通されずに一般客が入り終わるまで待たされることになりました。
 ポプラ社の担当編集者である斉藤尚美さんに会う。井上和香似だよ、とひとからは聞かされていたけれど、ほんとうにそっくりでした。
 受付をされていた、りきさんから北尾トロさんを紹介してもらう。入選作はトロさんが選んでくれたのです。添田健一です、と名乗るとわかっていただけたようす。
「(君の作品は)こわくはなかったけれども、西荻らしさが出ていてよかった」といわれる。ありがとうございます。

 会場には、西荻の古書店でお見受けするすがたがちらほらと。ブックマークのひともみおぼえがあるひとばかり。それはそうか。

 販売のブースに北端あおいさんのすがたが。ですぺら以外で彼女にお目にかかるのはじつははじめてです。向こうはお仕事中なので、遠くから会釈する。

 開場では100席がみごとに埋まっておりました。
 やがて開演。キャンセルがふたつあるというので、そこに通される。ゼラ泉くんが欠席らしいので、本来彼が座る席に僕が座ったということでしょうか。

 着席すると、西荻てのひら怪談カードブックが。妖怪のしおりもあります。カードブックは作品数と同じ8枚。やっぱりというか自分の作品からポストカードまずたしかめてしまう。作品が掲載されている裏側にはきちんと象のイラストが描かれていました。きちんと作品の内容に応じたイラストになっています。スケジュール的にとても短い期間で描かれたはずですが、8枚横にならべるとつながる、という凝った仕掛けまでされています。

「西荻てのひら怪談」と手づくりプラカードの下に着席した東雅夫さん、穂村弘さん、福澤徹三さん、加門七海。貴賓席らしいところに京極夏彦さん、平山夢明さんがいらした。

 斉藤尚美さんより、開演の挨拶。bk1の「てのひら怪談」はめでたく3刷りが決まったことが告げられると場内全体からどよめきがあがりました。
 そのあと、歴歴のみなさんより、てのひら怪談のはじまりから今回の「西荻てのひら怪談」のいきさつなどが語られます。
 bk1の「てのひら怪談」から東さんが「矢」を穂村さんが「火傷」を朗読された。穂村さんの朗読はさすが聴きごたえがあります。
 京極さんのもとに、ミネラルウォーターとコップを持って駆け寄るすがたがあり。やや会場の笑いを誘っておりました。りきさんでした。
 そのほか怪談とはなにか、なぜ800字という規定枠をもうけたのか、などの話が飛び交う。京極さんも急に話題を振られたりしていて、如才なく受け答えしてました。

 第2部へ。
 北尾トロさんもステージ側に着席して、いよいよ今回の眼目のひとつである「西荻てのひら怪談」の作品のいくつかが朗読されます。拙作も朗読されるそうなので、にわかに緊張する。

(つづきます)

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2007年6月13日 (水)

西荻てのひら怪談入選

 東雅夫さんの幻妖ブログより
 西荻てのひら怪談、入選作発表!
http://blog.bk1.co.jp/genyo/archives/2007/06/post_959.php

 添田健一の名前で、僕の作品「象を探して」も入選いたしました。

 6月10日におこなわれた西荻「こけし屋」で開催された「西荻てのひら怪談」にも行って参りました。

 明日より、詳細レポートをアップしてゆきます。

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2007年6月 3日 (日)

赤井都の初めての豆本作りレポその2

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 休憩時間。
 puhipuhiさんやりきさんとですぺらやお知り合いのかたがたの話をしたりする。
 赤井都さんはほかにもご自身やお知りあいの豆本をたくさん持参されていて、展示しておられました。
 歌人の石川美南さんの物語集もありました。そういえば、石川さんの相棒がいらっしゃいましたが、ご挨拶できず。

 後半。
 ハードカバー付け。(写真1)
 溝にのりをつけてゆきます。ここでも爪楊枝と新聞紙の切れ端が大活躍。
 上下左右均等になるように製本。
 背表紙と表紙裏表紙をつなぐ溝をへらで作成。ここは爪楊枝だと表紙を破ってしまう恐れがあるので、へらが有効活用されます。
 この溝ができると、ぐっと本らしくなりました。(写真2)
 おおっ、本にある溝ってこんなに偉大だったんだ。
 感動と発見の瞬間。

 輪ゴムを二重にまわしてプレス。
 ガチャポンのカプセルに収納します。
 これで一晩寝かせるとのこと。そのあとは表題をつけてできあがりです。
 僕はのりがつかないように新聞紙でくるんでいたのですが、逆に新聞紙までプレスしてしまいました。うーむ。へたれよのう。
 ま、これはこれでよいということで。よいのか。

 ワークショップは時間通りに無事終了。
 そのあとは、赤井さんもいっしょに打ち上げもかねてのお茶。西荻喫茶店「赤レンガ」にて。(写真3)
 りきさん、puhipuhiさんもいっしょ。

 今回のワークショップでは、豆本作家、絵本作家の方がかなり参加していて、3人がけのテーブル6つのそれぞれに、ひとりは豆本作成経験者がひとりはいたという感じでした。
 僕の隣にいた女性も豆本作成されていて、そうした著書もあるそうです。あいや、お世話になりました。
 豆本作家ならではの、小さい本への思いや苦労話、職人話などもたくさん飛び交い、ここでしか聞けない貴重な話がいっぱいでした。
「でも、今日のこれで、そえさんも40ページの豆本を作成されたのですよ」
 いやあの赤井さんや隣の女性にかなり手伝ってもらいましたが。
 そのほか西荻ブックマークの来月のことや手のひら会談の話題。りきさんは来月たいへんそうです。

 赤井都さんおつかれさまでした。

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2007年6月 1日 (金)

赤井都の初めての豆本作りレポその1

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 5/13 13:30
 豆本作家の赤井都さんのワークショップへ。
 やや遅刻気味に会場の西荻マーレに着く。
 りきさんと女性がもうひとかた受付をされていました。
 受付の女性はなぜか、僕の名前におぼえがあったそうです。

 すでにはじまっていました。
 机の上には豆本製作キットが(写真1)。
 まずはアコーディオン折り本から、ということで左川ちかの「青い道」をつくります。写真1のいちばん下が、折りたたみ前の紙。
 作った豆本は黄色いガチャポンにいれます。

 赤井都さんはホワイトボードの前で、次の豆本の作成工程について説明されていました。

 次のとは、中綴じ豆本のワークショップ。封にはいっていたキットを取り出します。(写真2)
 糸と針で中綴じをするのですが、針仕事が何年振りともわからない僕は早くもつまずき、隣の女性や赤井都さんの手をわずらわせてしまいました。全体の進行もだいぶ遅らせてしまったのではないかと、ああ、不器用な上にどうしようもないこのおいら。
 端あわせ切りはこの際断念しました。

 puhipuhiさんがこのころ到着。

 クーターの作成、豆本なので、もう、指先の仕事です。
 キットの爪楊枝を使って折ります。
 小手先の仕事に没頭していると、なぜか黙りがちになってしまい、声も小さくなってしまいます。
 つづいて、内表紙の貼り付け、綴じ紙の貼り付けをのりで。これも小手先の作業なので、爪楊枝を駆使してのりづけをおこなってゆきます。
 ぶきっちょきわまりない僕は泣きが入りそうでした。
 でも、なんとか本らしいかたちに。(写真3)

 このあと、しおりをつけ、名前は忘れてしまいましたが、上と下に4ミリほどの押さえ紙を貼りつけます。
 しかし豆本だけに細かい作業だね。
 集中力おおいに消耗。
 このミクロな作業をみなさんが終えたところで、休憩です。

(つづく)

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