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2007年12月 5日 (水)

『てのひら怪談2』

Tenohira

 そうしたわけで、『てのひら怪談2』は、本日か明日かには書店の店頭にて発売されます。この表紙を探してください。花火柄です。
 恥ずかしながら、添田健一名義で拙作も収録されております。

 著者に送呈された見本のほうもひととおり読み終えました。
 全体を通しての感想。
 僕はweb上の小説も紙に打ち出して読むのが好きで、今回のビーケーワンの怪談対象のときも、好きな作品は印刷して読んでいたのですが、今回こうして一冊の書籍になったかたちであらためて読んでみると、本としての重みと押すと押し返してくる表紙の硬い紙の弾力、印刷された墨のにおいなどともに、読んでみるとまた違う味わいがあり、やっぱり本という形式はいいなと思いました。手ごたえがちがいます。

 収録作品も、「てのひら怪談」(いわゆる「1」)では、やや文章にぎこちないところもある作品もいくつか見かけたのですが、今回は校正やなによりもそれぞれの作家の方の意識が高まってきたためか、おぼつかないところはほとんどなく、読み応えがあります。

 掲載順にも編集サイドの意思があり、最初から順番どおりに読んでみると、流れがあり、たとえば同じテーマを扱っていても、作者によってまったく異なった書き方をしていたり、題材の扱い方が大きく違ったりしていて、そのあたりも楽しめます。書き手としても、自分だったらこうは書かないな、自分にはこういう着想はできないな、などいろいろ思うところがあり、そうこう考えているうちに新しいアイディアにつながったりもするので、書く側のひとにとっても実用あるのではないでしょうか。編者の東雅夫さんが「はじめに」にて書かれているように、百人百怪談の書籍化が史上初なのかどうかは僕にはよくわかりませんが、百人の凡庸ならざる書き手がそろっていることは半端ではない凄みが実感できます。

 巻末の選者のみなさんによる評も大いにためになるので、必読です。

 そんなわけで「てのひら怪談2」発売ですw
 よい本に仕上がっておりますので、ぜひ全国書店にてお手にとって見てください。
 あっ、ビーケーワンで購入すると、特典がつきますので、そちらを利用するのもまたぜひです。
http://www.bk1.jp/product/02927474/?partnerid=02a801

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