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2008年3月30日 (日)

THE DUNWICH HORROR AND OTHER STORIES

画ニメ H・P・ラヴクラフトのダニッチ・ホラー その他の物語 DVD 画ニメ H・P・ラヴクラフトのダニッチ・ホラー その他の物語

販売元:video maker(VC/DAS)(D)
発売日:2007/08/28
Amazon.co.jpで詳細を確認する

画ニメ『H・P・ラブクラフトの ダニッチホラー その他の物語』
http://www.ganime.jp/dunwich/index.html

 山下昇平さんが造形美術担当された作品。ようやく観ましたw

 ラヴクラフトの「ダニッチの怪」やそのほかの作品を人形と造形美術によって、コマ撮りでクレイ映像作品としてしあがっています。
 直接動かない人形の表情が陰影や光の射し加減によって変化したり、いろいろ想像させられたりするあたりが、なんともホラーです。

 ウィルバー・ウェイトリーの変死体と呼ぶにはあまりにも異質な最期も小説では視覚的に明確にはわかりにくかったあたりも、リアルに造形されています。断末魔の目の動きや痙攣のようすなど、リアルすぎてこわいくらい。

 双生児のお母さんになる人もなるほどこういう顔立ちかと感心しました。

 室内装飾はもちろんのこと、窓の外の草原にいたるまで緻密に製作されています。映像として美しいです。

 クライマックスの異質な怪物との戦いも触手というのか、こぶというのか、尋常ならざるクリーチャーの異質なる動きに息を呑むものがあります。
「The Festival」はネクロノミコンの豆本が萌えポイントではないかとw
 メイキング場面も収録されています。こう撮影しているのか、と見ごたえ十分です。山下さん、いまより髪が長いw

 ラヴクラフトが好きな方必見。

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2008年3月28日 (金)

黄山の霞客

 Web幽の1200字投稿怪談。
 2月のテーマは怪談の定番、山ですよ。

 今月は、安曇さんといい、勝山さんといい、プロの参戦もあって力作ぞろいになっています。安曇さんのはさすがだ。
 僕もなんとか載せてもらえました。

黄山の霞客

 明末の大旅行家、徐霞客を題材にした怪談です。

 それにしても、黄山いいなあ、いきたいなあ。

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2008年3月18日 (火)

「食卓の光景、あるいは山下昇平が妄想を克服するまで」

 かくして、山下昇平画伯による挿画造形過程のライブは終演し、一枚の名画にたどり着いたのでした。

http://ameblo.jp/soranoyume/
(特別企画は本日18日中に削除されるそうですので、お早めに)

「食卓の光景、あるいは山下昇平が妄想を克服するまで」の57枚にも及ぶ過程の挿画は全部ファイルに収めました。

 ラフ画からはじまり、インスマウス風、メイド風に変化しながら、最後は食卓の光景に結びを得ました。
 いや、美しい。
 名画と呼ぶにふさわしいです。
 ならんで坐り、手がつながれているあたりにほんわかな物語を感じさせるあたりがしみじみともさせてくれます。

 忘れられない数時間の宴でした。

 贅沢な悩みかもしれないけれども、これだけのことをしていただいて、どうお礼を返したらよいのだろうと悩み中。

 まずはお礼状を。
 それから、まことに遅ればせながら、下記を購入。

 山下昇平画伯が立体造形をてがけられた
画ニメ『H・P・ラブクラフトの ダニッチホラー その他の物語』
http://www.ganime.jp/dunwich/index.html

 

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2008年3月17日 (月)

ライブだ、ライブだっ!!

http://ameblo.jp/soranoyume/

 まさかこんな豪勢に(合成に)遊んでいただけるとは。
「食卓の光景」は幸せな子じゃのう。
 うははははっ。
 違う方向に行ってしまうのでは。軌道修正されるのでしょうか。

 こんな風にライブで遊んでもらえるとはっっっっ!!!!

 いまその13までいってますが、まだ続くのでしょうか。
 知らないひとが見たら、どうしてこの作品だけがこんな風にと思われるのでは。

僕が想起していた妄想

その1.画ニメあるいはダニッチ・ホラーそのほかの物語
 おっ、これは近いのではないかい。

その2.インスマウス人の食卓の光景

その3.メイド居酒屋風にひとつ
 (山下さん、僕のメイド属性知っていたっけ?)

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さてどのような悪ふざけでありましょうか

■てのひら感想挿画。
 次が拙作「食卓の光景」の番ですが、山下画伯によれば、ちょっとした悪ふざけを短期間的におこなうそうなので、みなさん期待して待ちましょう。どのような悪ふざけなのか僕もまったく知らないのでwktk

http://ameblo.jp/soranoyume/

 さあ、なにが起こる。

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2008年3月16日 (日)

『回廊』第15号発行されました

■オンライン文芸マガジン『回廊』第15号が発行されました。
http://magazine.kairou.com/

 今号をもってひとくぎりを迎えるそうです。秋山真琴編集長をはじめ、みなさま4年間おつかれさまでした。
 休刊号でもある今号は、総参加者数45名、掲載作品総数35作というものすごい充実振りです。
 僕もさきほど見に行ってきましたが、そのボリュームのすごさに圧倒されてしまいました。
 これほどにぎやかなラインナップ、編集も相当にたいへんだったことでしょう。あらためて、おつかれさまでした。

「さあ、旅立とう。あの雲の向こうへ」
 いいフレーズですね。

 僕の作品は特集【紀行】の巻頭作品として掲載させていただいております。
「長江のうた 星へのたび」
 原稿用紙換算75枚です。

 できましたらpdf版でご覧になっていただけると読みやすいかと思います。
 とはいえ、html版も横書きですがこれはこれで読みやすいです(正直な話、「えんよたい」が漢字で出力されていることに奇跡をまのあたりにしているかのような気持ちになりました。)。

 あらためて、こんな難しい漢字もところどころ出てくる作品をきれいで読みやすいフォーマットに仕立ててくださってまことにありがとうございます。漢詩とその訳文もたいへん読みやすいです。感謝の言葉もつきません。

 いま、赤井都さんの「龍愛づる姫君」を印刷して打ち出しているところですが、長編大作なので、やはり時間がかかりますなあw

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2008年3月13日 (木)

楊家将

楊家将(1) DVD 楊家将(1)

販売元:ビデオメーカー
発売日:2007/10/21
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 中国歴史連続ドラマネタです。電視連続劇というらしいです。

「楊家将(ようかしょう)」のテレビドラマのDVD-BOXが日本でも発売されたので、まずはぽすれんで1巻だけ借りてみました。全10巻観るかはわかりませんがw

「楊家将演義」とは、宋代の楊という武門の一族が5代にわたって異民族との攻防を繰り返すという壮大な物語です。

 この軍記物語の最大の特色は女将軍の活躍がめざましいというところです。

 そう、中国の古典小説というと、女性そのものがほとんど出てこない「三国志演義」、ひどい性格の女性ばかりが出てくる「水滸伝」、美女が出てきたと思ったら化け物だったという展開の連続の「西遊記」が有名でいまひとつ華がないかのようですが、この「楊家将演義」では女将軍がざくざく出てきます。

 楊一族の母娘をはじめとして、息子のお嫁さんとして登場してくる女賊まで武にたけたひとばかり。楊一族のみならず、敵である異民族の国家、遼のボスも威厳ある女傑でその娘ふたりもいさましいときていて、味方も敵も女将軍ばかり。甲冑をまとった女のひとの映像が延延と続くというものすごさです。まさしく、女将軍だらけの軍記物語なのです。

 日本だと北方謙三さんが「楊家将」とその続編を書かれていますが、作品としてはひじょうに面白く、よくできているけれども、オリジナルストーリーととらえたほうがよいでしょう。女将軍の物語を期待していると、肩透かしを食らうかもしれません。
 あと、田中芳樹が「楊家将演義」を翻訳する「予定」といって10年になりますねw

 ネットで調べてみると、北方さんが「楊家将」を上梓した5年前とくらべると、日本のサイトも楊家将について充実してきましたね。5年前全然なかったもの。
 wikipediaにもいつのまにか「楊家将演義」のページがあがっている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A5%8A%E5%AE%B6%E5%B0%86

 さて、第一巻を観てみました。全32集のうち3集までです。
 画質はそれほどよくないのは残念。でも、人馬は盛大に使っていて、舞台や衣装はひじょうに凝っています。80年代の三国志ドラマがやたらごまかしている感が強かったのとは大違いで、戦場の場面は迫力があり、色彩もほどよく、一大映画を観ている気になります。91年製作だけど、こんなに豪勢なんだ。

 各集ごとにレビューしてみます。一部固有名詞は出力できないので正しくないです。

 第一集
 中原は新興の宋がほぼ制覇し、残すは北漢のみ。北漢には名将、楊継業とその八人の息子と二人の娘がいて、宋に抵抗し続けています。一方、北方の異民族騎馬国家の遼では、野心家の皇太后が中原制覇をも狙っている。
 宋では初代皇帝が命旦夕にせまり、逝去してしまいます。新皇帝は北漢の楊継業を宋に帰順させるべく、策略をなします。

 楊家のゴッドマザー余賽花が息子や娘を訓練しているところからはじまります。
 八男二女があんまりアップにならないので見分けがつかないよ。どれが四郎で六郎なんだろう。
 遼の皇太后が屈強な将軍たちに次次と指示を下しているところはものものしいです。昔の中国は男尊女卑というイメージが一瞬で打ち砕かれます。娘の鉄鏡公主はさすがにかわいらしいです。

 第二集
 策略にかかって、北漢の王はとらわれ、楊一族は一同再会するけれども、宋軍に包囲されてしまう。

 なぜかカンフーシーンが出てきます。しかも話の筋とあんまり関係ないのに長い。
 ゴッドマザーが裏切り者の将軍を思いっきりひっぱたいたりしています。
 旅をしている潘豹と玉蓉が楊家とどうかかわってくるか楽しみ。

 第三集
 楊継業は宋に帰順する。新皇帝は楊一族がお気に入りで、子だくさんなので広いお屋敷をあたえてあげて優遇している。でも、なぜか楊継業は病と称して出仕してこない。そんな楊継業に宋の文官はやや反感を。一方、遼はいよいよ、宋への侵攻を開始。

 さすがに、第一集のように豪華な戦場シーンはなく、展開として地味かも。
 息子たちの出番が長男の大郎以外ちっともないよ。八男二女のうち、だれが重要になってくるのか観ていてもよくわからないのって、作劇上どうなんだろう。
 遼では楊一族の宿敵になる耶律休哥(やりつきゅうか)はまだ出てきてない。
 話としては、これからというところで、第1巻はおしまい。
 なかなか興味をひく展開なので、続きが早く観たいです。

 2巻がいつ借りられるかわかりませんが、つづきますw

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2008年3月11日 (火)

【告知】『回廊』最終号に掲載されます

 お知らせです。

 オンラインマガジン『文芸スタジオ回廊』の第15号こと最終号に拙作が掲載されます。
 僕の作品は特集【紀行】のなんと巻頭作品に選ばれました。
 回廊のカラーにあうかどうかひじょうに不安なまま寄稿したのですが、巻頭ですか。ううむ。光栄です。

「長江のうた 星へのたび」
 なんといいますか、まあ、詩人一家の長江下りの話です。壮絶な三峡越えをしたりします。ヨウスコウカワイルカも出てきますw


 さて、最終号にふさわしく、『回廊』第15号は過去最高の参加人数、掲載作品だそうです。充実の内容です。

 3月15日発刊予定です。
 より詳しくはこちらの告知で。乞うご期待。
http://magazine.kairou.com/

 15日は回廊オフにいってきます。お会いするであろう方よろしくです。

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2008年3月 3日 (月)

花詩箋

 拙作掲載のお知らせです。

花詩箋

 400字詰め原稿用紙40枚ほどの短篇です。

 恥ずかしいので、仰仰しく宣伝はしません。
 ご興味をおぼえた方は、お暇な折りにでも、読んでいただければ、これにまさる喜びはありません。

 いまのところワード版しかないというかたちですが、ダウンロードされた方は、印刷して読まれることをつよくおすすめします。

 印刷を実行していただければ、読みやすい縦書きフォームできれいに出力されるかと思いますので。

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