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2008年6月30日 (月)

向島百花園十五桜会百物語

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6/28 12:45

 向島百花園にて、怪談百物語の会に参加しました。

 東武伊勢崎線の東向島駅にて、秋山真琴さんに会う。今朝方まで飲んでいたという秋山くんは、弱り気味だった。
 百花園のお座敷の前にて、高原英理夫妻や立花腑楽さんと会う。

 開場。門賀さんが受付してくれる。
 お座敷にてまずは食事。百物語朗読用の怪談本も多数用意されていた。
 食欲旺盛な秋山くんは、あまった弁当も食べていた。たぶん、急遽来れなくなったがくしさんの分でありましょう。

 黒史郎さん、田辺青蛙さん、東雅夫さん、西崎憲さん、矢内りんごさん、山下昇平さん、じゅりんださん、とそろってくる。佐藤弓生さんが、西崎さんに引きあわせてくれた。感謝。遠くから来られたおひさしぶりな加楽幽明さんもみえられる。

 日本物怪観光の天野さんが作られた幽行灯の青い灯がともされます。

 14時。百物語スタート。まずは東雅夫さんによる前口上。江戸怪談。百物語の伝統が語られます。
 ひとり5分くらいまでをめやすにみんなの前に座って語ってゆきます。順番は決まっていて、僕は8番目、門賀さんのあと、高原さんの前だった。
 百物語なれしているひとから、僕のようにはじめてのひと、朗読するひと、伝聞はなし、体験談まで、語り口もいろいろです。
 腑楽さんは噺家のような口舌でした。秋山くんの饒舌ぶりもよかった。黒さんの般若のお面も登場。矢内さんの心霊写真も披露。
 山下さんは人形創作の裏話、門賀さんや佐藤弓生さんの朗読。
 金縛りや家や引越しにまつわる怪談話がけっこう多かった。

 話し終わると、青い燐光を放つマッチ棒を模した蝋燭を手に、別室に。円い鏡がしつらえてあります。かたわらには山下昇平さんの製作されたクサユウレイの妹の頭部オブジェが飾られていました。鏡をのぞきこむとそこにはただならない怪異が。って、自分の顔でした。

 障子をしめきってやっているので、ときおり、外から物音がすると怖かったりします。百花園の普通のお客さんで童女の声が聞こえるとさらに怖かったりして。「ママぁ。わたしにもちょうだいっ」と声そのものと内容は普通なのに。

 20人ちょっとで一巡します。ここまでの所要時間が2時間ほどでしょうか。百花園をめぐったりします。ほかのお客さんには、まさか百物語をしているとは思いもしないでしょう。
 なつかしい三ツ矢サイダーなどを壜でラッパ飲みしたりする。

 4巡めの途中で時間切れにて終了。最後は西崎さんのなかなかよいお話で終わりました。20時。
 僕はこの歳まで、いかなる霊も見たこともなく、怪異現象にもあったことがないので、4つも話ができるかと不安でしたが、まあ、出身の伊豆怪談や聞いた話などで、なんとかなりました。

 百物語が終わったら、お清めの塩をいただく。そのあとは神社を参拝。茅の輪がある神社だった。手と口を清めて、作法どおりにみんなしてくぐる。
 そのあとは打ち上げ。
 じゅりんださんとも話せた。秋山くんを高原夫妻に引きあわせることもできた(気がする)。日本ホラー大賞を受賞されたばかりの話題のひと、田辺青蛙さんは、この場でもやはり人気だった。

 23時過ぎ。黒さん、田辺さん、山下画伯、腑楽さんで浅草をそぞろ歩く。締め切りに追われる黒さんは、申し訳なさげに帰ってゆかれた。
 4人で始発まで飲む。上京してきた田辺さんは、昨日の黒さん、勝山海百合さんとの対談につづいての今日で、充実の二日間だったらしい。僕は早い段階で寝が入ってしまって面目ない。

 みなさん、おつかれさまでした。
 次は夏。京都にて、お会いしましょう。

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2008年6月12日 (木)

第23回西荻ブックマーク「世田谷文学館」のこと(スタッフ日記)

6/8 15:30

 西荻の北尾トロさんの事務所に集合。
 今回は、運びこむ荷物もそれほどなく、物販もないので、わりとゆったりめ。木村カナさんに雁がねのお茶を淹れてもらう。
 りきさんとアンナ・カヴァンの話をしたりする。

 スタジオマーレにて、会場設置。
 ぞくぞくとお客さんも見えられる。知っている方も何人か。

 喫茶「赤レンガ」にて打ち合わせ中のりきさんたちを呼びにゆく。今日の出演者の斉藤直子さんとはこのときはじめてお会いしました。

 開演。木村カナさんとの対話形式ですすんでゆきます。木村さんはさすが、おもしろい話を引き出すのが上手ですね。

 前半は、斉藤さんの思い出に残っている展示会のお話。思いもかけない、びっくりするようなお話がうかがえました。

 休憩をはさんでの後半は、実際に展示会が企画される段階から、開催され、終了するまでの話です。文学館ならではの、見せ方の工夫や苦労、今後の重要課題などがうかがえました。僕も学芸員になりたかった時期があったので、たいへん興味深かったです。

 ムットーニのお話も出ます。

 最後は質疑応答。勢いあまってスタッフからの質問も飛び交いました。

 搬出。
 そのあとは、カムラッドで打ち上げです。
 斉藤さんともちらほらお話うかがえたりしました。いやあ、たいへん感じのよい方です。

 解散後は、スタッフの西荻組同士で、なおも飲みました。西荻ポルカ。信愛書店のひととこれだけ話したのは、はじめてです。
 何時まで飲んだのか、よくおぼえていないくらいまで。

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2008年6月 2日 (月)

第3回てんとう虫の呪文朗読会~耳許に腑楽さんの声がー聴取レポ

5/31 21:00

 Web超短編朗読会「てんとう虫の呪文」にギャラリーとして参加しました。
 Skypeにて催される朗読会です。

 出演は、五十嵐彪太くん、空虹桜さん、脳内亭さん、マンジュさん。50音順です。
 ギャラリーはてのひら作家の立花腑楽さんと僕です。どちらも初参加となるのでしょうか。

 この朗読会を視聴したくてSkype入れたようなものなのですが、以来ちっともつながず、買ったマイクもこの日はじめて使いました。
 自宅とはいえ、朗読会なのだからとわざわざ着替える僕がいました。や。ジーンズにシャツなのですけどw
 21時になり、みなさんが集合されます。あいや、自宅にて、友人数人の声が聞こえて、話せるとは不思議なものですね。

 雑談として、先日の温泉での話からはじまります。あいやあ、そんなどえらいことに。マンジュさんは笑いはじめるととまらない感じの方ですね。

 今回朗読作品のテーマは「虫」とのことです。やムカデや蜘蛛、はたまた「茶碗蒸し」でもありみたいですが。

 朗読の順番は、ギャラリーの方のリクエストでどうぞ、ということでまずは僕のリクエストで、マンジュさんから。
 マンジュさんは、特別編として、立花腑楽さんの「てのひら怪談2」収録作でもある「夏の終わりに」も朗読されました。おおっ、まさしく「虫」を題材にした今回にふさわしい作品です。
 マンジュさんのしっとりボイスで朗読される「夏の終わりに」。なんという豪華な取りあわせでしょう。たいへんお得でした。
五十嵐彪太三里アキラ
空虹桜  「昼間、キッチンで」三里アキラ
「昼間、キッチンで」は、どう作品を五十嵐彪太くんと空虹桜さんのふたりが読まれたわけですが、やはり印象が異なりました。女声と男声のちがいがあるからというわけでもないみたいです。

 そして、最後に立花腑楽さんがこの朗読会のためにわざわざ書き下ろした500文字作品「魔性」を朗読してくださいました。うわあ。初朗読なのかどうかちょっとわからないですが、普段の腑楽さんの印象とまた違い、新鮮味がありました。
 500文字作品を手がけるのもはじめてみたいです。

 腑楽さんの朗読達者ぶりに盛りあがるあまりに、今回の朗読会のサブタイトルが「耳許に腑楽さんの声が」に緊急決定してしまったほどです。命名主はマンジュさん。

「素敵。腑楽さん、もう離さない」
「もう離さないって、すごいよね」

 なんて熱烈なる発言が飛び交います。さすがにだれの発言かは書いてはまずいと思うので、書きませんが。でも、腑楽さんいいなあ。
 お顔が見えないながらも、腑楽さんの照れ笑いがうかがえるようです。

 しかし、それにひきかえ、作品も用意しておかないなんて、僕は気が利かないし、なってないなあと反省することしきり。
 次は僕も朗読してみようかなと思ってみたり。朗読されるもまたよしですが。

 そのあとは雑談です。次回のテーマと開催時期も決まりました。朗読会にまつわるいろいろな話が聞けて、とても興味深かったです。
 落ちたり、抜けたり、また入ったり、僕はまじで寝落ちしたりしてました。すみません。

 まあ、そんなだめな僕ですが、次も都合もつきましたら、よろしくお願いします。

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