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2008年8月27日 (水)

京都イベントレポ(その2)

8/23 21時過ぎ
 JR京橋駅到着。
 大阪は9年ぶり。京橋ははじめて。

 秋山真琴くんたちのいるホテルへ。僕にとっても今夜の投宿先であります。

 秋山くんとりっちーこと言村律広さんとしばしくつろいだのち、回廊組を迎えに京橋駅に。雨が降っていたのでホテルのフロントで傘を貸してもらう。

 都合があってすぐに合流できず、秋山くんとマクドへ。小川未明の話などする。
 いまごろ京都ではなにが起きているのだろうか、と気になり、幹事をなされている立花腑楽さんにお電話などしてみる。驚愕の事実はまだ告知されていないとのこと。でも、向こうは向こうで盛りあがっているそうな。秋山くんと腑楽さんも話す。

 駅前にて合流。加楽幽明くん、蒼ノ下雷太郎さん、遥彼方さんたちと合流。もうひとりの女性の方はごめんなさいだけど、失念。
 遥さんは、体力的にきついそうで、残念ながらこの場でさよならになりました。

 ホテル着。
 バーボン、梅酒、ウーロン茶と大量なスナック菓子を並べて朗読会開始。失礼して僕はビールを。
 テキストも並べられます。

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「そえさん、乗り乗りですねー」と言村さんに指摘される。
 そんな言村さんはノートPCに朗読会のテキストを入力されていました。
 以下、言村さんの作成されたリストを丸写しさせていただきます。すみません。

添田健一
「中国怪奇小説集」岡本綺堂
開会の辞

秋山真琴
「戦争の物語」ロード・ダンセイニ
敵襲に備えて

加楽幽明
「てのひら怪談 百怪繚乱」
「マシロのいた夏」堀井紗由美

言村律広
「プログラミングでメシが食えるか!?」小俣光之
おわりに

蒼ノ下雷太郎
「とるこ日記」
Vol. 1

添田健一
「中国怪奇小説集」岡本綺堂
女侠

加楽幽明
「てのひら怪談 百怪繚乱」
「迷路事情」我妻俊樹

言村律広
「独習C#」
はじめに

蒼ノ下雷太郎
「紅蓮」ガゼット
歌詞

秋山真琴
いびき

 いびき、って。おつかれな秋山くんは途中で沈没。
 岡本綺堂は青蛙堂主人(田辺さんのことではないよ)の百物語の開会の辞です。
「女侠」は心に残るいい作品で、このよさが僕の朗読なんかで伝わるだろうかと不安だったのですが、読み終えてすぐに言村さんから、コメントをいただけて、うれしかったです。
 幽明くんはてのひら怪談を3冊持参していました。著者のみなさんからサインをもらうのだそうです。

 就寝。

 予定通りに9時起床。京都へ移動開始です。
 寝屋川をはじめて見た。

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 京阪電車で移動。
 大阪からいつのまにか京都へ。京阪電車とはよく名づけたものです。

 四条。鴨川。

 三条通りを歩く。3年前も歩いた1926年ビルやアスタルテ書房も間近に見ながらつつと移動。この時間ではCAFE INDEPENDENTSもアスタルテ書房もやっていなかっただろうけど。

 微妙に迷いつつも、昼食予定地に到着。地図を信じることは大切だ。

 イエモンサロン。お茶の「いえもん」です。

 食事。シンプルなんだけど素朴にうまいです。
 胡瓜が胡瓜の味で、人参が人参です。豚肉もうまし。きっと大事に育てられて、よいものを食べさせてもらっていた豚さんなのでしょう。

 本日のお茶はかぶせ茶です。これまたお代わりがとまらないくらいに5人で呑んでしまう。
 このお茶のためだけに京都に住みたいくらいです。

 2階には展示が。京都だけあって扇子の趣がよし。911626904_4 911626904_27_2

 あっというまに1時間経過。ときの過ぎるのが早い。 大垣書店に寄り道しつつも、二条に移動。嵯峨野線で太秦へ。
 言村さんと蒼ノ下さんは残念ながら、ここで別行動。

 タクシーで映画村へ。
 幽明くんは昨日のイベントに来るつもりで来られず、昨日のチケットでも入村できますかと受付できいてみたところ、あっさり、いいですよ、とのこと。やっぱり聞いてみるものです。

 映画村入村。
 お化け屋敷に行きました。お化け屋敷なんて子供のとき以来。
 並んでいると、ものすごい悲鳴が何度も聞こえてきます。そんなに怖いのか。

 中へ入ると薄暗い屋敷内は造形が細かいところまで造られていて、いい雰囲気。ところどころに、ゆきだおれになったと思しき死体の人形がさりげなく横たわっていた。
 白髪を振り乱して追いかけてくる役者さんに、僕も悲鳴をあげたりする。いい歳して。
 われわれの進み具合が早いので、アナウンスで注意されたりもした。看られているのか。それはそうか。

 格子張りの土牢や血飛沫の舞った屏風や障子がいかにも壮絶。
 壁に埋め込まれたと思しき死体の腐乱した手足や骨が飛び出ていた。

「知っているひとに会わないね」
「いや、うちらお化け屋敷いたし」

 なんていっていると、腑楽さんたち一行と出会う。五十嵐彪太さんもいた。
 腑楽さんより、判明した驚愕の事実の発表。「平山夢明さん、仮名でこっそりbk1怪談大賞参戦」なんという。でも福澤さんにはわかったらしい。

 寺小屋にゆく。岩里藁人さんと再会。ネット上ですっかりお世話になっているので、おひさしぶりな気がまったくしないのですが、お会いするのは西荻以来です。特製の栞をいただきました。みなさんに配布されてました。

 山下昇平画伯、日本物怪観光の天野さんの展示。Image1114 Image1115

   

   

   

   

 夢乃鳥子さんの受賞作品も展示されていました。荒俣さんがものすごく気に入ったというあの作品です。

 山下さんの作品群のなかには冷蔵庫がありました。下の扉からなにやら髪の毛とおぼしきものがはみ出しています。
 あけてみると、こんな感じ。ぎゃあ。大きい。生首が。

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 そして、ドアの裏側にはこの絵が。

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 なんと、これは拙作「食卓の光景」ではないですか。
 山下昇平画伯、感謝です。

 てのひら作家の島村ゆにさんと加上鈴子さんと会う。
 そして、おどろいたことに鈴子さんは僕を知っていました。
 以前、僕が運営していた書評とオンライン小説のサイトとリンクしていたとのことです。いろいろうかがっているうちに鮮明に思い出しました。なんと、9年ぶりではないですか。
「このてのひら作家の添田健一さんとあの書評サイトの添田さんは同一人物なんだろうかとずっとわたしは疑問でした」
 うわ、なんかドラマチックだ。
 僕が書いた、いまのところ唯一のSF作品「エレクトロニック・アニマルズ」のなつかしい話題も出て、赤面する。

 まさか、古い知りあいといっしょに本になっていたなんて。

 だいさんやじゅりんださんともお会いする。だいさんとは初対面。
 うわさのクトゥルー人形を撮影させてもらう。

 だいさんは12の目を持つ妖怪のお面を頭にかけていました。手作りなのだそうです。しかも、お子さんにせがまれて造ったとのこと。
 だいさんは、昨日、京極さんに作品を朗読されており、その縁で京極さんともお話して、このお面の話題も出て、「お子さんの将来が楽しみですね」といわれた由。なんとも。
 お面の名前は十二目(ひふめ)というそうです。名づけ主はじゅりんださん。そのじゅりんださんは狐のお面をかぶって、十二目のお面をかぶっただいさんとツーショット撮影をされたそうです。

 ヒモロギさんと烏本拓さん登場。イケメンふたりの登場と騒がれていました。

 山下昇平画伯も登場。どもです。田辺青蛙さんもいらした。マリンルックですか。いつもより肌が見えていて、まぶしかったです。

 ヒモロギさんと勝山さんの出たばかりの「竜岩石とただならない娘」を買いにメディア・ファクトリーのブースへ。途中で目玉おやじのプリントされたTシャツを着て颯爽と歩く門賀美央子さんに会いました。「今日は正装です」と目玉おやじをしめしつつ、急ぎ足で去りゆく門賀さん。
 ブースにて、吸血キッシーこと岸本さんにお会いする。初対面なのに「てのひら作家さんですね」と声をかけられる。
 本を購入したところでちょうど、ブースに立ち寄った勝山海百合さんがあらわれる。なんというタイミング。ヒモロギさんともども、竜岩石の表紙がプリントされた特製チロルチョコをいただく。竜岩石特製蔵書票の解説もしてもらう。著者本人から直直に教えていただけるとは、なんと果報者でありましょうか。なるほど、ライチとバナナなのですか。
 伸縮怪談の話も出る。

 そのまま、「小さな小さな怪談の宴」の会場である寺小屋に。
 すでに行列ができています。伸縮怪談のテキストをいただいて、ヒモロギさん、勝山さんとともに会場入り。

(つづきます)

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コメント

 加上鈴子です。記事に名を挙げて下さってあって、ビックリです。
 ずっと、お会いしてみたいなぁと思っていたので、念願かなって嬉しい旅行でございましたv
 今後も益々のご活躍、祈念しております。
 ありがとうございました!

投稿: 鈴子 | 2008年8月28日 (木) 12時36分

じゅりんだです!
京都では色々とお世話になり、ありがとうございました。sweat01
記事に名前を揚げていただいて、ありがとうございます。
「妖怪 十二目(ひふめ)」君(実は、命名は作者のだいさんご自身でしたがcoldsweats01
じゅりんだ狐の異形のカップルツーショットはなかなか怪しげで良い感じでしたlovely
そえさんのレポートは分かり易くて非常に面白いです。続きを楽しみにしております~。

投稿: 呪淋陀 | 2008年8月28日 (木) 16時02分

>鈴子さん
 こちらこそ。
 思いもかけない再会にびっくりしています。

 そして、気にしてくださっていて、すみませんでした。でも、うれしかったです。

 僕のほうも鈴子さんのご活躍、ご健筆を期待しています。あのときのサイトはまだつづけてられるのでしょうか?

>じゅりんださん
 こちらこそお世話になりましたw

 だいさんの件は折を見て、直しますね。
 京都から戻ってきてもなおも災禍はつづいているようですが、また近日平穏無事な境遇のなかでゆっくりおあいしましょう。

投稿: そえ | 2008年8月30日 (土) 11時13分

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