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2008年11月17日 (月)

第27回西荻ブックマーク「そこのみにて光り輝く 佐藤泰志の小説世界」(スタッフ日記)

11/16 16:00

 諸用があって、遅れ気味にイベント会場であるスタジオマーレへ。
 搬入。

 開場時刻の16時半前に、すでにお客さんが見えられる。
 17時から、開演。

「18年前に惜しまれつつ世を去った佐藤泰志。昨年、吉祥寺の出版社クレインより作品集が刊行され、再び注目を集めつつあります。清冽な文体が織りなす作品世界を朗読や証言などを交え、本人不在のトークショーを成立させます。」nbmサイトより。

 開演時の前説でイベント担当者の音羽館の広瀬さんが「本日の主役はいません」という一言がやたら重みを感じられました。

 文学座の鈴木さんのナレーションにより、佐藤泰志の年譜が朗読されます。
 つづいて、発行社のクレインのかたからのお話。
 岡崎武志氏による佐藤作品およびその周辺の語り。
 ふたたび、佐藤さんによって、作品「海炭市叙景」の朗読がされます。
 なんとも重重しい叙景の朗読が、胸に迫ってきます。

 第2部では、クレインのかた、岡崎さんの進行のもとに会場参加者でもある、生前の作者の遺族、知人からのコメントが語られてゆきます。
 長女のかたが語る、佐藤泰志の思い出は、ご本人にとっても、20年近く前のことであり、遠い情景なんだろうな、と思わせます。

 共同通信のかたからも当時の話があります。文学賞をめぐるいきさつなど。

 最後には、遺作となった作品『虹』の朗読が佐藤氏によって、行われました。
 主人公が若くて、前を向いている短時日を扱った作品なので、こちらは暗いモードではありませんでした。

 終演。
 撤収。

 貴重な証言の聴けた記念すべきイベントでした。盛況でした。
 疲れたけれども、これで11月イベントも無事に終わり。

 来月はいよいよ、「超短編の世界」です。イベント開催まで、あと一箇月。超短編作家のみなさんと協力しながら、がんばりましょう。

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