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2009年9月 3日 (木)

第一回高遠ブックフェスティバル二日目

8/30 9:30

 ふたたびバスに乗って、高遠へ。
 図書館前広場では、子供たちの古本市が開かれていました。
「ほしい本があったら、買ってください」
「しおりもつきます」
 あとでも触れますが、このイベントは子供たちががんばっていて、町じゅうを子供たちがにぎやかに宣伝してました。
「この売り上げで学校図書を充実させます」と張り紙を胸につけた子供が通りを走りながら、宣伝している姿も見受けました。

 町ではほかにも、高遠の桜のマスコットのイーナちゃんや、二宮金次郎の着ぐるみがニコニコしながら、歩いておりました。

 天野慶さんの短歌喫茶「うたたね」
 バスでいっしょになったかたが、宣伝されていたので、訪問してみました。というより、あの宣伝されているかた、みおぼえのあるひとだなあ、と思っていたら、歌人の村田馨さんでした。「その節はどうも」。昔、いっしょにイベントをやったことがあるのです。お会いするのは7年ぶりほどになりましょうか。
 村田さんは天野さんの旦那さんにあたります。本日、というかこのイベントには天野さんはちょっと事情があってこれないとのこと。いろいろ話す。
 でも、村田さんは七年前と外見が変わっていないなあと思いましたよ。
「西荻ブックマークのイベントにも、ぜひ、いらしてください」

「きのこ文学スポット」
 山羊のメイちゃんにまたしてもいやされました。絵葉書も買いました。

「世界の本の町トーク」
 元祖本の町、ヘイ・オン・ワイをはじめとする、世界の本の町を紹介。
 どの町もいってみたいなあ。
 トークでは、ヘイ・オン・ワイの創設者リチャード・ブースにまつわる裏話などが語られます。僕も質問したりして、トークに参加しました。

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 お昼は、高遠の有機野菜をがっつりいただきました。カレーも評判よかったです。

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「本の町シンポジウム」
 ライターの永江朗さんを司会進行に、小布施堂社長市村次夫さん、作家の角田光代さん、駿河台大学教授熊田俊郎さん、そして、われらが北尾トロさんが、本の町について、語られました。ノンストップで2時間半にもわたるシンポジウム。

 開催の前に、高遠こども新聞の号外が、こども記者たちの手によって配られます。こども記者ここでも大活躍です。
 号外では山羊のメイちゃんと角田光代さんの笑顔の写真がまぶしいくらいに輝いていて、よく撮れていました。

 高遠の感想から、今回の企画から、スタッフの裏話まで。
 北尾トロさんが、ヘイ・オン・ワイの創設者リチャード・ブース氏から、「日本の本の町はおまえにまかせた」と告げられたこと、が最高に笑いを取っていました。
 角田光代さんの実に説得力のあるイベントにお得度感をつける話が、面白かった。
 全体を通して、角田さんは鋭い切りこみが多くて、潤滑油役のトロさんとあいまって、トークに花が咲いていました。すばらしい。
 17時に、バスが出るので、高遠をさよならすることに、バスのなかにまで、北尾トロさんがわざわざいらして、ご挨拶してくださるという親切ぶり。
 そして、バスが出発すると、その北尾トロさんをはじめとする、高遠ブックフェスティバルのスタッフのみなさんが、一斉に並んでお見送り。スタッフの緑のTシャツがずらりと立ち並んでいる光景は壮観でした。

 渋滞と雨天に巻き込まれて、予定よりも時間がかかりながらも、新宿へと向かいます。

 シンポジウムでは高遠の地元の方からも感謝の声を聞くことができて、充実した思いでした。地元のかたのじかの声が聞けてこそ、このイベントが続くかどうかも判断ができようというものでしたから。
 好感触でした。

 夏の終わりの涼しい風が吹く、高遠での本の町イベントは、多くの本好き、古書マニア、朗読愛好者にささえられて、大成功になりました。
 本が好きな人がこれだけいるということを身をもって知った有意義で充実したプロジェクトでした。

 スタッフのみなさま、おつかれさまでした。来場されたかたも、まことにありがとうございました。

 来年もまた、高遠が本の町になりますように。このイベントが続きますように。また、みなさんに会えますように。

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